探し物でHDDの中をあさっていたら学生の頃に撮った写真が出てきた。
もう何年も前だし、写真に興味なんてまるでなかった頃に遠出するからと父親のデジカメを借りた時のものだ。


その時は写真は撮るのも撮られるのも別に好きじゃなくて音楽のことしか考えていなかったけれど、
改めて見返してみてると、結局今目を向けて写真に撮っているものと興味の対象はなんら変わっていないんだと気づく。


今の自分の写真には、衝撃を受けた写真集とか周りの人の影響とかがもっと色濃く出ているのかと思っていたけれど、
むしろ自分でカメラを買ってフィルムの詰め方もわからず楽しく撮り始めた時よりも昔の写真は今の自分に近い。


昔から成長してないのか、とかそういった落胆は全くなくて、
むしろ今はもともと自分の中にあるものを撮っているだけなんだ、と再確認できたことが嬉しくて、
もちろん出てきた写真はとても懐かしい。


>>2009-11-28 - cherry! cherry! & dandelion