子供の頃。日々めまぐるしく入ってくる新しい体験と情報、それに見合うほどたくさん笑い、泣き、
だから、濃密で引き延ばされた時間はゆっくりと流れ、それなのにもの凄い速度で過ぎていくあの感じ。
それを久しぶりに取り戻した。

そんな感じの旅をしてきた。


だから、いま手元にある数多の映像と出会った正確な時間なんて
もうぜんぜん思い出せないくらいなのに、
その映像たちは今にもつかめそうなほど鮮やかで
それなのにほんの少しのちがいであやふや。

歯車よ、回れ。