深夜、暗い部屋の中でふと目が冴えて、突然見たこともないような景色を思い浮かべるときがある。
そこはどこか遠い惑星なのか、いつか読んだ物語の舞台の世界なのか。
ひとつ言えることは、その時見る情景はまぎれもなく自分だけのものだということ。


でも、その情景がどれだけ素晴らしいのかを
ときどき無性にだれかに伝えたくなる。